JICA協力隊員リレーエッセイ=ブラジル各地から日系社会を伝える(10)=ブラジル製日本語教科書から感じたこと=サンパウロ州ツパン市 大塚真理子

中央が大塚さん(本人提供)

 はじめまして。私は大塚真理子と申します。2023年3月にサンパウロ州西北西にあるツパン市の日系団体、ツパン文化体育協会(以下、文協)に属するツパン日本語学校に日本語教育隊員として着任しました。2023年度現在、約280の日系世帯を会員とする文協では、運動会、NIPPON FEST(日本祭り)といった日本的な行事を開催しています。
 現在、ツパン日本語学校では、2月から11月まで、7月の冬休み期間をのぞき、幼稚園クラスと日本語クラスの授業が開講され、2024年2月現在21人が学んでいます。活動を始めて半年間、私はその二つのクラスにアシスタントとして参加してきました。

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