サンパウロ市=サーキット内で火災発生=ロラパルーザ開催の前夜に
21日夜、サンパウロ市南部インテルラゴス・サーキット内のテントで火災が発生した。同サーキットでは22日から大型音楽フェスティバルの「ロラパルーザ・ブラジル」が開催される直前だった。22日付CNNブラジル(1)などが報じている。
火災が発生したのは21日の23時30分頃で、来場者を迎える入り口付近のテントから発火。火がついたのは、身体障害者を迎える入り口のテントだった。
火災発生の通報を受けた消防は直ちに3組の消防隊を派遣し、間もなく鎮火した。火災による負傷者は出ていない。
主催者側はこの火災に関して、「発電機がショートが起こして火災が起きた」と見ている。問題となったテントはすでに張り替えられ、対応施設の規模も縮小せずにサービスを提供するという。
翌22日からは、24日まで3日間続き、延べ20万人以上の来場者が見込まれる大型フェスティバル、ロラパルーザが開催され、22日午前中にも来場が可能な状況だった。
今回のロラパルーザは、寒冷前線到来の中で行われ、強い雨が降ることも懸念されている。