IPCA=2月は前月比0・83%増=教育と食品の値上がり響く

食料・飲料費も0・95%上がり、家庭内外での食費を圧迫と報じる12日付G1サイトの記事の一部
食料・飲料費も0・95%上がり、家庭内外での食費を圧迫と報じる12日付G1サイトの記事の一部

 地理統計院(IBGE)が12日、2月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は1月の0・42%のほぼ2倍の0・83%で、2月としては昨年の0・84%に次ぐ高率となり、12カ月間では政府目標上限の4・5%に達したと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。
 同院によると、2月の物価上昇は私立校の月謝の値上がりが牽引した。このことは、昨年2月もほぼ同率だったことからも推測できる。教育費は全体の0・29%ポイント(PP)にあたる4・98%増で、定期コースだけで6・13%増(高校8・15%、小中学校8・24%、幼稚園8・05%、保育園6・03%、専門校6・14%、大学5・81%、大学院2・76%)を記録した。

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