リオ連邦裁=ヌスマン会長の有罪破棄=リオ五輪招致汚職疑惑で=1審判事権限なしと判断

ヌスマン氏(NX 2.2W)
ヌスマン氏(NX 2.2W)

 連邦第2地域裁(TRF2)は6日、2016年のリオ五輪のオリンピック組織委員会会長だったカルロス・アルトゥール・ヌスマン氏と当時のリオ州知事だったセルジオ・カブラル氏に対する、開催地招致を巡る収賄工作の嫌疑による裁判を無効にする判断を下した。同日付フォーリャ紙(1)(2)(3)が報じている。
 この件は2017年10月、ヌスマン氏とカブラル氏、リオ五輪運営委員会理事だったレオナルド・グリネル氏の3人が逮捕された事件に関するものだ。この3人は企業家のアルトゥール・セーザル・デ・メネゼス・ソアレス氏に働きかけ、開催地招致で争っていたセネガルの国際オリンピック委員だったラミネ・ディアック氏とその息子のパパ・マサタ氏に200万ドルを支払わせたとされていた。

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