左派と現職候補引分け=サンパウロ市市長選世論調査で=伸びしろ目立つ中道左派

左からボウロス氏、ヌーネス氏、タバタ氏(X)
左からボウロス氏、ヌーネス氏、タバタ氏(X)

 4日に発表されたサンパウロ市市長選に関する世論調査で、左派ギリェルメ・ボウロス下議(社会主義民主党・PSOL)と現職の右派リカルド・ヌーネス市長(民主運動・MDB)が実質的に引き分けたことが明らかになった。決選投票での3位候補の身の振り方にも今後の注目が集まりそうだ。同日付CNNブラジル(1)などが報じている。
 これはリアルタイム・ビッグデータ社が1~2日にサンパウロ市民2千人を対象に行ったもので、それによると、ボウロス氏は34%を獲得して1位だった。それに対し、ヌーネス氏は29%で2位だった。この両者で一騎打ちとなる可能性を示す結果は過去の世論調査でも同様だった。

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