G20財相・中銀総裁会議=28~29日にサンパウロ市で

カンポス・ネット中銀総裁とハダジ財相(Foto: Lula Marques/ Agência Brasil)
カンポス・ネット中銀総裁とハダジ財相(Foto: Lula Marques/ Agência Brasil)

 28〜29日の2日間、サンパウロ市イビラプエラ公園にあるビエナル・パビリオンで、G20第1回財務大臣・中央銀行総裁会議が開催され、加盟国の財務大臣・中央銀行総裁が一堂に会する。
 世界最大級の経済規模を持つ20カ国の財政金融責任者が集まって、国際金融システムの安定性や経済成長に関する問題を議論する重要会議だ。それをブラジルのフェルナンド・ハダジ財相とカンポス・ネット中銀総裁が主導すると22日付テラ・サイト(1)(2)などが報じている。
 これに先立ち、26日と27日の両日、財務省および中央銀行の次官級代表による事前会議が開催され、ブラジル財務省を代表して国際担当書記官で財務トラックのコーディネーターを務めるタチアナ・ロシト氏が出席する。
 G20財務トラックは、議長国であるブラジルが掲げた優先事項に沿って、成長、雇用、インフレ、金融の安定といった世界的なマクロ経済の視点に焦点を当てながら、不平等との闘いにおける公共政策の役割に関する議題を提起している。世界的な債務増加や持続可能な開発への資金調達、国際課税などの課題についても議論される。
 同省によれば今回の閣僚級会議には27の代表団が出席を表明しており、米国のジャネット・イエレン財務長官、ドイツのクリスチャン・リントナー財相、アフリカ連合のアルバート・ムチャンガ貿易産業委員、インドネシアのスリ・インドラワティ財相、アルゼンチンのルイス・カプト財相らも含まれる。
 加えて世界銀行のアジェイ・バンガ総裁、国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事、BRICS銀行総裁ジルマ・ルセフ氏、米州開発銀行のイラン・ゴールドファイン総裁、アジアインフラ投資銀行の金立群総裁など国際機関や銀行要人も出席する。
 2023年12月にブラジリアではルーラ大統領、ハダジ財相、カンポス・ネット中央銀行総裁が出席して財務トラック代表の初会合が開催されていた。その際、シェルパ・トラックとファイナンス・トラックの初の合同会議も開催され、両トラック間の対話に基づく解決策を提案するという、G20におけるブラジル政府のコミットメントが示された。

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