吉田少将が校長に初就任=リオの陸軍将校訓練学校

平山イナシオ元福岡県人会会長、池田隆蔵退役陸軍中将、真鍋尚志総領事、吉田マルセロ少将、木下義貴(よしたか)在リオ首席領事、平崎さん(平崎さん提供)

 リオ市デオドロ区ヴィラ・ミリタルに所在する将校訓練学校(Escola de Aperfeiçoamento de Oficiais=ESAO)の指揮権が1月16日、ファビアーノ・リマ・デ・カルバーリョ陸軍少将から吉田マルセロ少将に引き継がれた。将校になるために必ず訓練を受けねばならない重要な軍高等教育機関の校長に、日系人が就任するのは初だ。
 吉田少将は1972年6月11日にサンパウロ市で生まれ、現在51歳。父イサオと母スエリ。祖父サカエは福井県出身。吉田氏は1989年にサンパウロ州カンピーナスの陸軍士官候補生予備学校に入学。1993年12月4日に騎兵士官候補生に。2022年7月に現階級に昇格、陸軍で10人目の日系将官となった。

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