母と娘が同じ日に出産=偶然が連鎖する「神の計画」

同じ日に生まれたジョゼ・エリキくんとソフィアちゃんは叔父と姪にあたる(1月31日付G1サイトの記事の一部)
同じ日に生まれたジョゼ・エリキくんとソフィアちゃんは叔父と姪にあたる(1月31日付G1サイトの記事の一部)
同日に出産を経験した母マルガリーダさんと娘マリアさん(1月31日付G1サイトの記事の一部)
同日に出産を経験した母マルガリーダさんと娘マリアさん(1月31日付G1サイトの記事の一部)

 ブラジル北東部のピアウイ州で1月25日、母と娘が同じ日に出産するという奇跡的な出来事が起こった。33歳の母マルガリーダさんはジョゼ・エリキくんを、18歳の娘マリアさんはソフィアちゃんを数時間差で出産した。1月31日付G1サイト(1)が報じている。
 ブラジルでは母子共に健康でも、事前に出産日時を指定する帝王切開が一般的だが、この母娘に関しては事前に計画されたものではなく、まったくの偶然だった。
 マルガリーダさんは「娘の妊娠を知った時、家族みんなで祝福した。この時はまだ、自分の妊娠に気づいていなかったけど、すぐに家族全員が『神様の計画』を知ることになった」と話す。
 マルガリーダさんには15歳の時に生んだ長女マリアさん以外に2人の子供がおり、自らの4度目の妊娠を知って喜んだ。だがマリアさんには初めての妊娠であったため、妊婦である自分が娘を十分にサポートできるか不安に思っていたと回想している。
 不安とは裏腹に経過は順調で、出産予定日について娘マリアさんは1月18日、母マルガリーダさんは2月9日であることを医者から告げられていた。
 しかし、娘のマリアさんは出産予定日よりも8日前に陣痛を感じ始めた。にもかかわらず子宮口が開かず、帝王切開が必要な状況になり、最終的に1月25日にソフィアちゃんを出産した。
 一方、母マルガリーダさんは卵管結紮術(らんかんけっさくじゅつ)が必要だったのと、羊水が減少していたため、帝王切開が予定よりも早く行われ、同じ1月25日にジョゼ・エリキくんが誕生した。その時を振り返って、「娘が陣痛に耐えていたのに、自分が痛いなんて弱音をはいていられなかったわ」との心情を語った。
 誕生後、マルガリーダさんは「初めておばあちゃんになった感覚が素晴らしい」としみじみ感じている。14歳と10歳の息子たちが、新しい家族を温かく迎え入れ、弟と姪を心から愛していることを嬉しく思っているという。
 「私は息子のジョゼ・エリキと一緒に過ごし、それから孫のソフィアのもとに行く。こんな風に、私たちはこれからも一緒に過ごすでしょう。彼らの誕生日が同じ日だから、誕生日ケーキは特別なものになるわね。他の兄弟と同じように一緒に成長し、一緒に遊んで、そして時には喧嘩もするでしょう。それが私たちの家族です」と祖母であり、母親であるマルガリーダさんは締めくくった。

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