基礎的収支=23年は2305億レの赤字=プレカトリオの支払いが影響

前政権が残したプレカトリオの支払いが響いたと語るハダジ財相(©Wilson Dias/Agencia Brasil)
前政権が残したプレカトリオの支払いが響いたと語るハダジ財相(©Wilson Dias/Agencia Brasil)

 2023年の中央政府の基礎的収支赤字額は2305・4億レアルで、新型コロナのパンデミック初年の2020年の7432・5億レに次ぐ大型赤字だったと29日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)(3)(4)(5)が報じた。
 国庫庁によると、名目上の基礎的収支赤字額は1997年に始まった統計史上で2番目に大きい。11月に政府が発表した予測赤字額の1774億レや23年予算に計上された赤字額の2281億レも超えたが。複数年度予算を策定する連邦予算基本法(LDO)で定めた2315億レは下回った。2022年は516億レの黒字だった。

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