《サビアの独り言》岸田首相のブラジル訪問は延期

 岸田文雄首相は昨年11月、新年1月9日を目途に日本を出発し、ブラジルやチリなどを訪問する調整を進めていた。ところが複数の情報筋に聞いたところ、年末には南米訪問を見送る決定が通達されていたとのこと。
 12月15日付本紙でも、同11日付毎日新聞が《首相、年明けの南米訪問見送りを検討 自民裏金疑惑、外交にも影響》との見出しで、岸田首相が南米訪問を見送る検討に入ったと報じたことを伝えていたが、その通りになった。
 その上、元旦に能登半島地震が起き、首相が日本を離れることが不可能な状況に。この震災被害が落ち着く前に外遊することは、さらに支持率を下げることに繋がりかねないとの懸念が広がっているとか。
 とはいえ、状況が落ち着いた後で、首相には是非ともブラジルへの訪問日程を改めて組んでもらいたいところだ。

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