奴隷労働=23年は3151人を救出=監査官減少の中でも数増加

奴隷労働者が寝起きしていた場所の一例(©Divulgacao/Ministerio do Trabalho
奴隷労働者が寝起きしていた場所の一例(©Divulgacao/Ministerio do Trabalho

 ブラジルでは違法就労などを取り締まる監査官が30年間で最少という状況にあるが、2023年は3151人が奴隷労働から解放されたと3日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 奴隷労働摘発のための監査グループ創設は1995年で、以来、6万3400人が救出された。23年の救出者数は2009年の3765人に次ぐ大きなもので、監査官が減る中での救出者増は、現在も奴隷労働状態の人が相当数いることを示している。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

最新記事