セレソン、パリ五輪に参加不可?=FIFAがCBF会長認めず

セレソンのメンバー(3日付メトロポレ・サイトの記事の一部)
セレソンのメンバー(3日付メトロポレ・サイトの記事の一部)

 ブラジル共産党(PCdoB)は最高裁(STF)に訴訟を起こし、エジナルド・ロドリゲス氏をブラジル・サッカー連盟(CBF)の会長に復帰させるよう求めている。同党はCBFへの司法介入が続く場合、現在の暫定会長ジョゼ・ペルジス氏の指導下では、代表チームがパリ五輪のトーナメントから除外される可能性があると主張している。同党は最高裁のジルマール・メンデス判事に審議の緊急性を訴える主張を行ったと3日付メトロポレ・サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
 同党は、パリ五輪にブラジル代表が参加できなくなる可能性があると主張し、20日に始まる予選トーナメントの予定表をメンデス判事に提示。南米サッカー連盟(Conmebol、以下南米連盟)の規定によれば、5日までにCBFの会長または事務局長の署名入りで招集リストを提出する必要があることを伝えた。
 問題は、国際サッカー連盟(FIFA)と南米連盟が、CBFへの司法介入の合理性を認めていないことだ。そのため、認められていない現行指導部が南米連盟に招集リストを送信しても、参加が認められないと主張している。ブラジル共産党は、ロドリゲス氏をCBF会長から退けたリオ高等裁の決定を、一時的に保留にするための仮処分を求めている。
 この訴訟では、CBFのケースが「不適切な司法介入」とされている。2022年3月にCBFとリオ州の連邦検察局との間で行われた選挙規則に関する調整のための合意(TAC)を、リオ高等裁が無効にしたことについて憲法違反と主張している。
 12月27日に署名した文書でメンデス判事は、大統領府と両院議長に対し、5日以内に情報提供するよう要請。総弁護庁(AGU)と連邦検察庁(PGR)に、ブラジルが五輪から外れるリスクについてコメントするよう求めた。
 22年3月にCBFと同検察庁との間で締結された、ドロリゲス氏に4年間の会長任期を保証した合意を、リオ高等裁が無効にしたために、彼はCBF会長を解任された。その結果、スポーツ高等裁判所長官のジョゼ・ペルジス氏が一時的に会長職を引き継ぎ、30日後に新しい選挙が行われる。CBFはこれを控訴する予定だ。
 FIFAはロドリゲス氏解任を懸念しており、これがブラジルの27年女子W杯の開催地としての候補を妨げるだけだはなく、クラブW杯やリベルタドーレス杯などの国際大会での代表チーム参加停止を引き起こす可能性があるとしている。

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