スザノ文協創立85周年式典=市長や市議ら多数の人材輩出

芦内市長(左)から同地が誇るスザノ・バレーボールチームのユニフォームをプレゼントされた来賓の皆さん

 スザノ文化協会(勝亦レイナルド孝会長)は3日午後、サンパウロ州スザノ市の同協会会館で創立85周年記念式典を開催し、会員ら約300人が駆け付けて祝った。同会は1938年2月11日に日本人学校父兄会として発足して会館の土地を買った。戦争中に活動を停止させられたが、終戦直後の1946年にスザノ日本人会として活動再開。1960年に現在の名称になった。

 スザノ市はサンパウロ市の東34キロに位置する人口約30万人の近郊都市。元々モジ・ダス・クルーゼス市の一部で、独立して正式に市制が敷かれたのは1948年。同地文協の発足はその10年前だ。日系農家が多く、葉野菜や園芸が盛んで、お隣のモジ市同様、町史自体に日系の歴史が色濃く刻まれていることで有名だ。

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