岡野護理事長が記念誌を準備=海外日系新聞放送協会50周年へ

「戦後の邦字紙の歴史を記念誌に盛り込みたい」と語る岡野理事長

 一般社団法人・海外日系新聞放送協会(在横浜市、20社加盟)の岡野護理事長(69歳、石川県出身)が11月24日、来年創立50周年を迎える同協会の記念誌制作準備などのため編集部を訪れた。
 岡野さんは新卒で海外日系人協会に就職し、事務局長までたたき上げ、62歳で退職。現在も常務理事を務める。ブラジル日系団体との関係は古く、1988年の移民80周年式典にも出席したという。その数年前にはブラジル全体の日系団体をぐるりと巡回して打ち合わせをするなど、思い出深い土地だという。
 「今回はプライベートで来ましたが、せっかくなので記念誌用の原稿依頼などをしに各国の邦字紙を訪ねて回っています」とのこと。全日程3週間ですでにメキシコ、ペルーに寄り、ブラジルの次にアルゼンチンへ。11月末に帰国した。
 「加盟社20社のうち、昔は大半が購読紙でしたが、今は6社のみ。残りはいわゆる情報誌(フリーペーパー)という時代になりました」と時代の変遷を語る。購読紙は本紙を含め、羅府新報、らぷらた報知、ペルー新報、北米報知、ジャカルタ新聞のみだという。
 「だからこそ、今回の記念誌では、4年かかっても、6年かかっても、すでになくなった過去の加盟社メンバーのサンパウロ新聞、日伯毎日新聞、パウリスタ新聞などの歴史もきちんと網羅したい」と意気込む。
 最後に「今までは仕事でブラジルに来ていたので観光ができなかった。今回初めてイグアスの滝を見てきました」と笑った。

最新記事