「たった今あなたの娘を殺した」=娘の元交際相手が携帯で告白

殺害されたタリタ・コスタさん(21日付テラ・サイトの記事の一部)
殺害されたタリタ・コスタさん(21日付テラ・サイトの記事の一部)

 「たった今あなたの娘を殺した」。タリタ・コスタさん(24)の母親が、娘の携帯に電話したときに聞いた衝撃的な言葉がこれだ。元交際相手の母親に犯行を告白したルシアノ・ローザ・ダ・シルヴァ容疑者(25)は、現在も逃亡中。事件は18日午後、サンパウロ大都市圏カラピクイバ市で発生した。21日付テラ・サイトなど(1)(2)が報じている。
 報道によると、タリタさんとルシアノ容疑者は交際中の2年間、口論が絶えず、別れたり寄りを戻したりを繰り返していた。婚姻関係は結んでいないものの、子どもを一人もうけていた。
 この日二人は口論となり、トドス・オス・サントス街の路上で、容疑者がタリタさんの頭を銃で撃ち抜いた。
 殺害当日、母親は娘が孫を迎えに来られるかどうか確認するために娘の携帯に電話をかけたところ、ルシアノ容疑者が応対し、娘の殺害を知らされた。母親は即座に警察に通報したが、警官が現場に到着したときには被害者は死亡し、容疑者は逃げていた。
 警察の調べに対して母親は、ルシアノ容疑者はタリタさんに「病的な嫉妬心」を抱いており、娘が他の誰かと付き合っていると常に疑っていたと話した。
 サンパウロ州保安局(SSP―SP)によると、タリタさんは2021年に家庭内暴力で警察に告訴状を提出。「フェミニシジオ(女性殺害)」と見て、現在はカラピクイバ女性警察(DDM)が捜査にあたっている。
 逃走に使用された車両が発見され、その中から大量の麻薬と使用された凶器が押収された。「これらの押収物は鑑定にかけられた。犯人の所在を突き止め、事実関係を明らかにするため、捜査を続けている」と保安局は説明した。

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