農林水産省=日本・中南米産学官交流会=福岡16日、東京22日に

南米からの参加者の皆さん

 農林水産省の「令和5年度中南米日系農業者等との連携強化・ビジネス創出委託事業」の一環として、日本・中南米間の新規ビジネスに取り組む農業・食産業事業者が訪日中だ。16日には福岡、22日は東京で日本・中南米産学官交流会が開催される。訪日しているのはブラジル4人、アルゼンチン1人、パラグアイ1人、ボリビア1人、ペルー2人、メキシコ1人の合計10人だ。
 同事業に携わる中央開発株式会社グローバルセンターは、日本と中南米間での農業・食産業のビジネス創出を目指し、様々なプログラムを開催している。「中南米展開や情報収集のため、中南米事業者との交流会に参加し、直接話をしてみませんか」と参加を呼び掛けている。
 「産学官交流会in福岡」および「産学官交流会in東京」の要綱は以下の通り。
 【日本・中南米 産学官交流会】
 ①産学官交流会in福岡、日時11月16日(木)13時から16時、会場はJR博多会議室9階会議室(博多駅直結)
 ②産学官交流会in東京、日時11月22日(水)14時から17時、会場は農林水産省会議室(霞が関駅)
 中南米展開に関心のある民間企業や中南米に関係する公的機関、研究機関が参加する予定。
 参加費無料、通訳あり。遠方で参加が難しい場合にはオンライン参加も可能。
 申込みは福岡が11月13日まで、東京が11月20日まで。
 詳細は事業サイト(https://nikkeiagri.jp/R5/agrifood-business.html)から確認できる。
 産学官交流「アグリ・フードビジネス」は11月12~24日、農業・食産業分野において、日本と中南米における明確なビジネスプランを有する人が、そのビジネス実現のための商談・調査を行い、日本の農業・食産業関係企業、公的機関等との交流を図るプログラム。現在、土壌、ブランディングそれぞれ6人の参加者が訪日研修を重ねている。

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