ネイマール、アル・ヒラルに入団決定=セレソン召集どうなる?

 サウジアラビアのサッカー・クラブ、アル・ヒラルが現地時間の15日、ネイマールと正式に契約したことを発表した。同日付グローボエスポルテ(1)が報じている。
 ネイマールがそれまで所属していたフランスのPSGを退団する話はかねてから流れており、当初は以前所属していたスペインのバルセロナへの復帰も噂されていた。
 ところが、13日になってアル・ヒラルに移籍との報道が流れ始め、14日の身体検査の後、15日に正式に発表された。
 ネイマールは15日にサウジアラビアの首都リヤドにあるアル・ヒラルの事務所で記者会見に応じ、ユニフォームにも袖を通した。契約金は3億2千万ユーロ(17億レアル)で、欧州以外でのクラブの契約金としては最高額となる。
 サウジアラビアリーグへの移籍は、クリスチアーノ・ロナウドがアル・ナスルに加入して以来、サッカー界での流行となっており、ブラジルからも、マルコンやフィルミーノ、アレックス・テレス、イバニェスなど、代表クラスの選手の移籍が相次いでいた。
 現在31歳のネイマールは代表を継続するか微妙な状況で、22年W杯以降はまだ召集されていない。また、レベルの劣るサウジアラビアリーグでプレーの感覚が鈍らないかも不安視される。
 だが、16日付グローボエスポル(2)は、フェルナンド・ジニス代表監督代行は15日に行った会見で、「柱としたい4選手」の一人にあげており、召集に前向きな気持ちを示している。

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