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娘に銃口向け『運を試そう』=強盗がロシアンルーレットで父脅迫

ロシアンルーレットで脅迫する強盗犯(7月27日付メトロポレサイトの記事の一部)
ロシアンルーレットで脅迫する強盗犯(7月27日付メトロポレサイトの記事の一部)

 強盗は「金を出せ」と父親に命令したが「金目のものはない」と否定されると、おもむろに「ならゲームをしよう」と言って、19歳の娘の頭に銃口を当てて「ロシアンルーレット」を始めた…。
 7月25日、ブラジリア連邦直轄区の衛星都市タグアチンガの住宅に強盗が入った。2人組の犯人が家族を襲撃する恐怖の一部始終を、防犯カメラが記録していた。27日付けG1サイトなど(1)(2)が報じている。
 被害者の実業家男性(57)は、自宅兼オフィスへの訪問客2人がフルフェイスのヘルメットを被ったままなので不審に思ったが、気づくのが遅かった。犯人は金目のものを出すよう脅迫したが、被害者が拒否したため、態度を豹変させた。
 父は緊迫した瞬間を「彼の銃には全弾込められていたが、ゆっくりとそれを取っていって一つだけ残した。彼は弾倉を回転させ、空中に向けて引き金を引いたが、発射されなかった。次に娘の頭に向けた。そして『これから運を試そう』と言いった。私はもう我慢できなかった」と証言した。
 「ロシアンルーレット」とはリボルバー式の銃に弾を一発だけ込め、銃口を頭に当てて引き金を引く、運試しゲームのことだ。父に向けたものを含めて、少なくとも2回引き金を引いたが、幸運なことに銃は発砲しなかったという。
 犯人らは被害者男性に1200レアルをPix(電子送金サービス)で送金させ、時計も奪い取った。銃口を向けられた娘にとって犯人との20分間は大変な恐怖で、「まるで映画のワンシーンのようだった。犯人の話し方は本当に私を撃とうとしているようだった」と振り返ったと報じられている。
 別室のクローゼットに隠れていた次女が残りの家族と連絡を取り、警察や近所の人たちに通報した。犯人2人は逃走し、現時点でも逮捕に至っていない。

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