ルーラ、年内にも股関節を手術=持病の変形性関節症で
ルーラ大統領は年内に変形性股関節症の手術を受けることになった。23日付G1サイトなど(1)(2)が報じている。
このことが明らかになったのは、大統領が23日にサンパウロ市シリオ・リバネス病院で股関節注射を打ったことだった。ルーラ氏は昨年も股関節注射を受けているが、今回のものはより規模の大きなブロック注射で、この処置の後、大統領側近がルーラ氏は年内に手術を受けると語った。
ルーラ氏は長年、変形性股関節症を患っているが、最近は痛みを訴える頻度が増えていた。医師によると、放置しておくと慢性的に炎症が続くため、痛みを和らげるには手術をする以外に方法はないという。
側近によると、手術は10月の可能性があるが、急を要するものではなく、具体的な日取りは決まっていないという。
ルーラ氏は大統領に就任して間もない頃から度々痛みを訴えていたため、5月頃からは公務での旅行を減らして、下半期に手術を行うことを考慮に入れ始めていた。
ルーラ氏は23日に注射を打った後も、大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポでABC地区金属労組の役員就任式に出席した。