ヴィニェード日本祭り20日から=日本料理やダンス、太鼓も

レプレーザ文協の阿波踊り

 ヴィニェード日系文化体育協会(Acenvi)は20~21日、サンパウロ州ヴィニェード市のジェイミー・フェラガット市立公園で、第11回「日本祭り」を開催する。同市役所後援。
 同祭では、展示や物販、様々な日本料理が楽しめる美食コーナーに加え、カンピーナスの琉球國祭り太鼓グループによる太鼓の発表、西村メアリーさんと佐藤みどりさんが指導する子供青年太鼓おどりグループ、レプレーザ文協の阿波おどり、三つ葉よさこいソーラングループ、中瀬リカルド、谷川セルジオら歌手のショーが予定されている。
 販売部門の責任者、フランシスコ・アキラ・アサイ氏によると市民らの同祭への期待は大きく、今年は約4万人の来場者を見込んでいるという。
 同協会は、同市で散発的に行われていた小さな日系イベントをまとめるために06年1月28日に設立された。会員数は約80人。2010年に日本文化週間の一環として同祭を開催した。市役所の支援も受け、同祭は市公式カレンダーに組み込まれるほど成長した。
 開場時間は20日が午前10時から午後10時まで、21日が午前10時から午後5時まで。入場料の代わりに1kgの腐らない食料の寄付を呼び掛けている。

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