グレイシー柔術=創始者次男のロブソン死去=一族の重鎮で赤帯の実力者

在りし日のロブソン氏(Tomaz Silva/Agencia Brasil)
在りし日のロブソン氏(Tomaz Silva/Agencia Brasil)

 グレイシー柔術の大物の一人、ロブソン・グレイシーが4月28日、リオ市で死去した。死因は明かされていない。同日付アジェンシア・ブラジル(1)などが報じている。
 ロブソンは、1935年、グレイシー柔術創始者のひとり、カルロス・グレイシーの次男としてリオ市で生まれた。
 1960年代に当時グアナバラ(現リオ)州下議だったリオネル・ブリゾラ氏の護衛を務め、軍事政権によって逮捕されたが、父の末弟で叔父のエリオ(ヒクソンやホイス・グレイシーの父)の援助で釈放された経験を持つ。
 なんでもありだったグレイシー柔術が、きちんとしたルールの下で試合を行うブラジリアン柔術として認識されるようになったこともあり、1980年にはリオ柔術連盟の会長となっている。
 ロブソン氏の家族からは次男ヘンゾ、三男ハルフ、四男ハイアン、孫娘に当たるキーラが有名で、特にキーラは世界選手権で8度、世界一に輝いている。ロブソンの死も、キーラがSNSで明らかにしたものだ。
 キーラは最高級の赤帯取得者の祖父の柔術と一族への貢献に感謝を示し、ブラジル柔術連盟(CBJJ)も柔術だけでなく、スポーツ界に大きな業績を残したことを称える追悼声明を出している。
 葬儀はリオ市ボタフォゴのパラシオ・ダ・シダーデで4月30日の午前10時から行われ、柔道着を身に着けた柔術ファンや俳優などが参加した。

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