特別写真グラフ=桑名在サンパウロ総領事がノロエステ訪問=弓場、アリアンサ、アラサツーバ

 桑名良輔在サンパウロ総領事と井出博之領事らは18~19日、ノロエステ地方の弓場農場、第1アリアンサ会館、ペレイラ・バレット文化体育協会やミランドポリス文協を表敬訪問した様子を写真グラフで伝える(ニッポン・ジャー紙のAldo Shiguti)

 弓場農場を訪れた桑名総領事と井出博之領事は、同農場で有機栽培されているニラ、シイタケ、ゴーヤなどを試食した。現在同農場には54人が住んでおり、うち12人が12歳以下の子供で、平均年齢は55歳であることなどの説明を受けた。ほぼ自給自足の生活を送っており、マンゴー、ゴイアバ、シイタケなどを栽培、販売している。
 第1アリアンサ会館では、全アリアンサ会長の島崎清さん(第3会長)、第1アリアンサ会長の中原ススム会長らが総領事らを歓迎した。井出領事は「皆さんの現在まで続く数々の貢献と尽力に感謝いたします。我々も日本文化の普及に努めてまいります」と語った。

 続いて、ペレイラ・バレット文化体育協会を訪れた。井出領事は「盆踊りの規模は、サンパウロ州最大と聞いています。日本では盆踊りの伝統が徐々に衰退していますが、当地ではいまだに盛んであり感動しました」と語った。

 ミランドポリス文協を訪れた桑名総領事らは、ミギタ・コウイチ会長やグアラサイー文協のコリン・ジョウジ会長など約50人に歓迎された。桑名総領事は挨拶で「私が始めて来伯した35年前、日本文化の存在感に驚いたことが記憶にあります。いつも日系団体の方々に盛大に歓迎していただいてありがたい」と感謝を述べた。その後、ミランドポリス文協婦人部が用意した、豪華な食事に舌鼓を打ちながら、親睦を深めた。

 

最新記事