クリチーバ若葉太鼓が国際友好賞=日本太鼓ジュニアコンクール

クリチーバ若葉太鼓の演奏者の皆さん(提供写真)

 クリチーバ若葉太鼓は19日、石川県金沢市の金沢歌劇座で開催された日本太鼓財団主催「第25回日本太鼓ジュニアコンクール」に特別出演し、国際友好賞を受賞した。
 クリチーバ若葉太鼓は、12人の演奏者、代表3人、コーディネーター1人の計16人で訪日。訪日前、コーディネーターのムラカミ・ヘルメスさんは「ブラジルとクリチーバを代表して出場します。大会でたくさんの学びを獲得し、クリチバーノ(クリチーバ市民)と共有したいです」と意気込みを語っていた。同チームは大会参加のほか、大太鼓生産日本一の浅野太鼓楽器店の見学などを行う。
 同チームは19年にサンパウロ州セラ・ネグラ市で開催された「第16回ブラジル太鼓大会」で4部門優勝を果たし、20年の「日本太鼓ジュニアコンクール」への出場権を得ていたが、コロナ禍の影響で出場できずにいた。
 コンクールには44団体が出場し、2団体が特別出演した。海外からは台湾の「葫蘆墩Smile太鼓團」も出場した。優勝・内閣総理大臣賞には橘太鼓「響座」ジュニア(宮崎)、準優勝・総務大臣賞には糸島二丈絆太鼓(福岡)、第3位には三代目源流(大分)が選ばれた。

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