PL女性下議、ネットでルーラを威嚇か?=マシンガン抱え4本指見せ

 

 野党の女性下議がマシンガンを抱えて写った写真が拡散され、その映像から「ルーラ大統領を撃つという意味ではないないか」と疑われ、物議を醸した。19日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
 問題となったのはサンタカタリーナ州選出のジュリア・ザナッタ下議(自由党・PL)で、17日にツイッターにあげた写真が騒ぎを引き起こした。写真でのザナッタ氏は右手にマシンガンを抱えており、着用していたグレーのシャツにはマシンガンと4本指で銃痕らしい跡がある左手が描かれていた。
 4本の指と聞いてブラジル国民が思い浮かべがちなのはルーラ氏だ。同氏は1964年にプレス工として働いていた自動車工場での事故で右手の小指を失った。
 そうしたことからこの投稿は物議を醸したが、ザナッタ氏自身は「4本指の人がルーラ氏とは限らない」と言い、関係を否定した。同氏によると、問題のTシャツは知り合いのガン・クラブの経営者からもらったもので、その場で着用し、写真を撮ったという。
 だが、その写真に添えた投稿でザナッタ氏はルーラ大統領に触れており、同大統領が銃規制を強める大統領令を出したことに対する不満が書かれていた。また、Tシャツには英語で、「カム・アンド・テイク・イット(来て、取れるものなら取ってみろ)」と書かれていた。
 ルーラ大統領の労働者党(PT)のグレイシ・ホフマン下議はこの投稿を批判する声明を出したが、ザナッタ氏はこれに対しても、「彼女は私をナチス信奉者と呼んで批判した」と不満を示し、下院の倫理委員会で訴えると主張した。
 ザナッタ氏の所属するPLは銃規制緩和主義者のボルソナロ前大統領の所属政党で、サンタカタリーナ州は伝統的に保守派の強い地盤の一つだ。
 同党では昨年も、カルラ・ザンベッリ下議が大統領選決選投票前日に、携行を禁止されていた銃を手に、野次を飛ばしたサンパウロ市民を追いかけて威嚇し、問題となっている。

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