岡山県人会=3年ぶりにひな祭り開催=本格7段雛飾り、子供着物も

左から狩俣副代表、角南会長、岡部長と水本代表

 ブラジル岡山県人会(角南美佐子会長)は5日午後1時から4時、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua da Gloria, 734)にて、「ひな祭り」を3年ぶりに開催する。会場には7段の本格的な雛飾りが展示され、子供向けに着物の試着も実施する。煎茶道静風流灯楽会メンバーらがお茶の接待も行う。
 同祭案内のため、角南会長、岡美恵子婦人部部長、煎茶道静風流灯楽会の水本法子代表、狩俣登美子副代表が編集部を訪れた。岡部長は「35年前に初開催した時、戦前移民の方達が雛壇を前に涙していた姿が忘れられず開催を続けてきました。これからも続けていきたいけど、私もいつまで体がもつか分からない。今回で最後との思いでやっています」と語った。水本代表は「子供たちの微笑ましい姿を見に来てほしい」と語り、角南会長は「ぜひ伝統的なひな祭りを楽しみにご来場ください」と参加を呼びかけた。

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