有名太鼓奏者加藤氏が講演=世界の岐阜県人による総会

オンライン講演中の加藤拓三さん

 世界中の岐阜県人会を一つに繋ぐ「岐阜県人会インターナショナル」(GKI、長屋充良会長)はブラジル時間2月25日22時、「GKIオンライン定例会&オンライン総会」を開催した。ブラジルを始め米国、ベトナム、台湾、カンボジア、フィリピン、タイなど世界中から60人が参加した。アメリカ在住太鼓奏者の加藤拓三さん(岐阜県恵那市出身)が特別ゲスト講演を行った。
 開会挨拶に立った長屋会長は「昨年は皆さんのおかげでGKI世界大会を開催し、大成功を収めることができました。この勢いを止めず皆で協力してますます強固な団体にし、岐阜愛を高めましょう」と呼びかけた。
 特別ゲストの加藤さんは、和太鼓界で世界最高峰とされる「東京国際和太鼓コンテスト・大太鼓部門」で最優秀賞を受賞し、「ぎふ清流国体」では天皇皇后両陛下ご臨席の下、演奏披露を行った。「ぎふ清流大会・育樹祭・農業担い手サミット」でも3度、皇太子殿下ご臨席の下、演奏披露を行った。「太平洋・島サミット」時には総理官邸に和太鼓奏者としてははじめて招待され、16ヵ国の大統領に演奏を披露した。同氏は、新しい挑戦として昨年10月から家族で渡米し、アメリカで和太鼓の演奏活動を行っている。

 講演では、同氏の太鼓との出会いや、アメリカでの生活状況などが語られ、同氏とその子供による太鼓の演奏が披露された。
 加藤さんへの質疑応答やグループディスカッション、記念撮影などが行われ、閉幕した。

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