林大使モジ文協を初訪問=日本文化普及への感謝語る

歓迎会での林大使(中央左)と墨絵を手に持つ津田理事長(中央右)
歓迎会での林大使(中央左)と墨絵を手に持つ津田理事長(中央右)

 林禎二駐ブラジル日本国大使は2日、サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市のモジ・ダス・クルーゼス文化協会(モジ文協、津田フランキ理事長)を初訪問した。モジ文協が毎年4月に開催する秋祭りは、例年10万人が訪れるサンパウロ州の主要日本文化イベントとなっており、歓迎会挨拶に立った林大使は「日本文化を普及していただき感謝しております」と会員らへ謝意を表した。
 津田理事長は歓迎会挨拶で、昨年初開催した七夕祭りや恒例の親睦運動会、地域野球活動の再活性化取り組みなど協会の活動を紹介し、「今後もモジでの日本文化の普及に尽力します」と語った。
 秋祭りは36年前に初開催され、現在では100近いブースが出展する大型イベントとなっている。地域経済の活性化に大きく貢献し、地域の日本文化の普及と継承にも大きな影響を及ぼしている。
 林大使は会員や、モジ市役所関係者と懇談を行った後、会館横のモジ日本語モデル校の視察を行った。林大使から秋祭り応援の想いを込めた自作の柿の墨絵が寄贈された。

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