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ボルサ・ファミリア不正受給が250万人=昨年12月の対象者で発覚

 3月から再改名する社会福祉政策「ボルサ・ファミリア」の受給対象者の内、昨年12月現在で250万人が不正受給していた可能性があることが発覚した。9日付現地サイトが報じている。
 これは9日にウェリントン・ジアス社会開発相が明らかにしたものだ。ボルサ・ファミリアは現在、受給者の認定基準の見直しなどを行っており、以前の名前に戻してからの最初の支払いを3月に行うが、その前に改めて受給対象者に関する調査を行ったところ、12月に前身の「アウシリオ・ブラジル」を受給した2150万世帯の内、250万人相当が受給資格がないのに受給申請を行い、生活扶助を受けていた可能性があることがわかったという。
 「給与が最低賃金の9倍もある人が受給していたかと思えば、飢えで苦しんでいる人が受給できなくなっている場合もあった」と同相は語っている。
 ウェリントン氏の見方では、「ボルソナロ政権が大統領選での得票増を狙い、本来は資格のない人への支払いを斡旋していた可能性がある」という。
 ボルサ・ファミリアの受給資格は家族一人当たりの月収が525レアルを超えないこととされているが、現在は、子供が予防接種を受けているかや、子供が学校にきちんと通っているかを受給資格の認定基準に加えることなども検討している。
 9日には、生活扶助を担保とする貸付に関しても、天引きの返済額が受給額の5%を超えないことを定めた新基準も発表された。

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