12月の雇用は43万人減=年間では203・7万人増

労務省が1月31日、全就労・失業者台帳から、2022年12月の正規雇用者は43万1011人減少したと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。昨年12月の新規採用者は138万2923人、解雇者は181万3934人だった。
これによって、22年12月の正規雇用者の総数は1%減少し、4271万6337人となった。年間の累計では新規採用2264万8395人、解雇2061万413人で、203万7982人の雇用増となった。
12月は新規採用者の給与の平均額も1915・16レアルに低下した。前月との比較では17・90レアル(0・93%)の目減りとなった。
12月の正規雇用者は5部門全てで減少した。最も減少したのはサービス業で、解雇者が新規採用者を18万8064人上回った。
工業は、製造加工業の11万2992人減などを受け、全体で11万4246人の正規雇用者減となった。また、建設業は7万4505人、農業でも1万7275人の雇用減を記録した。
12月の場合、通常より短い時間または少ない日数働くインテルミテンテと呼ばれるグループの労働者は、新規雇用が2万4333人、解雇が1万6843人で、雇用が解雇を7490人上回った。インテルミテンテの労働者を雇ったのは5435社で、175社は2人以上を雇った。
アルバイトは1万1674人が新規採用され、2万3886人が解雇された。アルバイト採用企業は5532社で、1万2212人の雇用減となった。