おしゃべりパパガイオ

 サンパウロ市では真夏なのに肌寒ささえ覚える日が続いていたが、国立気象観測所によると、1~10日の同市の最高気温の平均は23・9度で、1965年同期の23・8度に次ぐ低温だった。南部大西洋沿岸水域の水温が例年より低く、低気圧と相まって曇りやどんよりした天気となり、雨が多く、気温が低い状態が続いているという。平年の同期間中の最高気温は27・9度、最低気温は18・8度だが、サンパウロ市では最低気温の平均も17・6度だった。平年以下の気温という状態はサンパウロ州内の多くの市で起きているとか。
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 ブラジルサッカー連盟が11日、ブラジル選手権の覇者とブラジル杯の覇者によるスーパー杯を28日16時からブラジリアのマネ・ガリンシャ・スタジアムで行うと発表した。29日の予定だったが、スタジアムの都合で28日となった。今年の場合はパルメイラス対フラメンゴ。20年の同カードはフラメンゴが制したが、今年はどちらが笑う?
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 サンパウロ市のポルトガル語博物館では12日~28日に「エスタソン・フェリアス」と題し、先住民の言語に焦点をあてた「ニェエン・ポラン:記憶と変革」という期間限定の展示と関連した、無料の文化プログラムを開催する。対象は全年齢層だが、特にお勧めなのは学齢期の子供。テーマは先住民族の言語で、ワークショップや遊び、読み聞かせなどを通し、先住民の言語や文化を学べる。会場は同博物館のBホール、時間は木~土曜の10~17時だ。

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