《記者コラム》1年中がクリスマスの街=サンタの家もあるグラマド市

グラマド市やカネラ市では約800のショーを準備してクリスマスを祝っていると報じる20日付G1サイトの記事の一部

 リオ・グランデ・ド・スル州に1年中クリスマスの街があり、クリスマスシーズンには一丸となってイベントを盛り上げ、クリスマスの喜びを味わっているという。
 20日付G1サイトなどによると、グラマド市にはサンタクロースの家もあるそうだ。サンタの家でサンタクロース役を務めるアントニオ・カルロス・フレイタスさんは、「私はここで子供や家族、観光客を1日中受け入れている。それは本当に素晴らしい事だ。私はいつも両手を広げ、平和と喜び、幸福をもって人々を歓迎する準備ができている」と語っている。
 シーズン中の同市の街並みはクリスマス一色に染まり、市民も巻き込んだショーや劇を開催している。マット・グロッソ州から来たというアマンダ・ジニスさんは、「まるで映画みたい。魔法の世界にいるかと思うほどきれいよ。遠路はるばるやってきた価値は十分にあるわ」と語っている。
 カネラ市もクリスマスを楽しんでいる。クリスマス劇に出演したソエリ・カルピンスキ・デ・アンドラデさん(66歳)は社会福祉プログラム対象家庭の主婦。出演を持ち掛けられた当初は「読み書きさえできないのにどうやって劇に出るの?」と出演を躊躇したそうだが、後悔しないようにと思い直して出演を決めた。
 演出担当で劇にも出ているマリア・クリスチナ・ダ・シルヴァさんは、「劇を観た事さえない人達も喜んで劇に出ているわ。彼らの笑顔と喜びは、私達の仕事を本当にやりがいのあるものにしてくれるの」という。
 グラマド、カネラ両市でのショーは毎日開催されており、1月まで続く。期間中は約800のショーが催され、参加している市民の数は5千人を超えるという。
 劇でサンタ役を務めるジュリオ・ジアスさんは、「喜びと愛に満ちたクリスマスメッセージを伝える事ができるのは何にも代えがたい経験。言葉にならない感動で全身が震えている」とし、企業家のロゼレネ・ボルジェス・デ・オリヴェイラさんは、「こんなに素晴らしいクリスマスは初めて。心の中が喜びと感謝、幸福感で溢れているわ」と語っている。
 全ての人がこれらの街を訪れられる訳ではない。だが、全ての人がここに挙げた人々と同様の喜びや感謝、愛、幸福感を味わえるクリスマスになることを願って止まない。(み)

最新記事