エンドリック、16歳神童、レアルと契約=ブラジル人選手、史上2位の契約金

エンドリック(Cesar Greco / Palmeiras)
エンドリック(Cesar Greco / Palmeiras)

 16歳でプロ・デビューし、大型ストライカーとして注目されているパルメイラスのエンドリックが15日、18歳となる2024年からレアル・マドリッドと契約したと発表。ブラジル人選手としては史上2位の契約金も記録した。15、16日付現地紙、サイトが報じている。
 エンドリックは今年1月のサンパウロ・ジュニア杯(コッピーニャ)に15歳で出場した上、21歳までの選手を後目に最優秀選手賞も受賞し、一躍注目された。その後も通常の対象年齢以上のグループの大会への出場を重ね、好成績を連発。16歳となった7月にパルメイラスと契約した。
 全国選手権優勝とプロの国内リーグで圧倒的な強さを誇るパルメイラスでも、10月にはプロ初得点を記録。11月のシーズン終了までに3得点を挙げ、センターフォワードでの先発出場も果たすようになっていた。
 こうした経緯から、早くから国外の強豪とのプロ契約が注目されていたが、レアルとの契約金は7200万ユーロ。この額はレアルが2017年にヴィニシウス・ジュニオル、18年にロドリゴと契約した際の4500万ユーロを上回っており、2013年にネイマールがバルセロナと契約した際の8840万ユーロに次ぐ、伯人選手2位の契約額となった。
 規定により、ブラジル人選手は18歳になるまでは国外でのプレーが認められないため、エンドリックは2024年7月まではパルメイラスの所属となる。スペインのマルカ紙は彼を「ロマーリオやロナウドを超える可能性がある」と称している。

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