著名アルゼンチンピアニストがサンパウロ市で公演=志和氏と「ヌエボタンゴ」披露、12日

シーグレル氏(クレジット:Manuel Pose Varela, Gentileza de CCK)

 サンパウロ州交響楽団財団(Fundação OSESP)は12日午後8時30分、パブロ・シーグレル氏と志和雅恵氏によるピアノコンサート「FESTA INTERNACIONAL DO PIANO – FIP JAZZ: PABLO ZIEGLER E MASAE SHIWA」をサンパウロ市カンポス・エリセオス区のコンサートホール「サーラ・サンパウロ」(Praça Júlio Prestes, 16)にて開催する。入場料1人100レアル。
 シーグレル氏は作曲家としてグラミー賞受賞歴を持つ著名アルゼンチン人ピアニスト。志和氏はニューヨークを拠点に活動するピアニストで、シーグレル氏の音楽活動におけるパートナーも務めている。
 コンサートでは、アルゼンチン出身の作曲家アストル・ピアソラ氏が確立したアルゼンチンタンゴの一様式「Nuevo Tango(ヌエボタンゴ)」の楽曲などを披露する。

志和氏(クレジット:Manuel Pose Varela, Gentileza de CCK)

 シーグレル氏はブラジルでは、数度公演したことがあるが、ピアノデュエットを披露するのは今回が初めて。2人は「著名なサーラ・サンパウロで公演を行えることがとても楽しみです。ヌエボタンゴはタンゴにクラシックやジャズの要素を取り込んだとても魅力的な音楽です。ぜひ聴きに来てください」と来場を呼び掛けた。
 コンサート入場券の事前購入はサーラ・サンパウロサイト(http://www.salasaopaulo.art.br/concertoseingressos/concerto.aspx?IDApresentacao=8981)から可能。
 同コンサートは当初、2020年に開催を予定していたが、コロナ禍で延期され、今年の開催となった。次回は来年2月にブエノスアイレスで行う予定。

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