コチア青年連絡協議会理事やコチア産業組合経営審議会委員を務めた横田尚武さんが９月２１日、埼玉県の自宅で亡くなった。行年８２歳。死因不明。
長野県飯田市出身。飯田長姫高等学校を卒業後、１９６０年にあるぜんちな丸にて単身渡伯。日系農場での農業研修を経て独立し、サンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市でジャガイモや大豆などの農場経営を行った。
８６年にセラード農業開発事業に参加し、セラード開発の第一人者として知られた。コチア青年２世の日本留学を奨励し、私費で１００人以上を日本留学させた。
９０年代後半に日本へ戻り、ＮＰＯ法人「アマゾン守る会」で理事などを務めた。
