Brasil Nipppou Gourmet=Calhandra=量より質のブラジル料理店

ショリーゾ・ステーキ

 地下鉄カンポ・ベロ駅から徒歩8分のところにあるブラジル料理店『Calhandra』。同店オーナーのエドゥアルド・シモエスさん(58)は8年前に店の運営を引き継いだ。
 「私がここに来た当時はとにかく量で勝負する店だった。廃棄食品量も多くて、これはなんとかしないといけないと思ったね」

エドゥアルドさんと食品管理担当のルイス・ザンキーニさん(左から)

 エドゥアルド新オーナー指揮の元、量より質の料理店となった『Calhandra』の評判は上々。今回はエドゥアルドさんとテーブルを囲み、お勧めメニューを試食した。
 前菜としてテーブルに並べられたのは、カリャンドラ・サラダとパステウ。カリャンドラ・サラダは、新鮮なレタスにパリパリの揚げ大豆、マスタードドレッシングがトッピングされている。レタスと大豆の食感にドレッシングの程よい酸味と香りがあわさって、食欲を刺激する。
 パステウはチーズとひき肉の2種類あり、生地は店内で作られている特製生地だ。チーズはブラジル特有のプラットチーズを使用し、ひき肉も新鮮なものを使っていて、ジューシーで香ばしい。パステウの具材に使用されているひき肉に感動したのは初めてだった。

 続いてメインメニュー4品が並べられた。一品目はギリシャ風エビフライ。二品目はグリルサーモンのパッションフルーツソース添え。三品目はバカリャウのソテー。四品目はショリーゾ・ステーキだ。
 サクサク、プリプリとした食感のギリシャ風エビフライは、噛むたびに海老の旨味があふれ出てくる。グリルサーモンとパッションフルーツソースの相性は抜群で、永遠に食べていられると思った。バカリャウは、ほどよく塩抜きされ、とろけるような柔らかさ。ショリーゾ・ステーキは「日本人に一番人気がある」とのことだけあり、一口食べて「旨味の爆弾」との表現が脳裏に浮かんだ。
 デザートはプリン。表面に気泡が無いところに感心。濃厚だが、クリーミーで優しい甘さだ。
 「材料があれば、メニューにないものでも作るよ」と話すエドゥアルドさん。質へのこだわりは、料理だけでなく、接客にも及んでいる。店に入った時に感じた温かな雰囲気はオーナーの接客姿勢からきているようだ。
 平日昼間には割安のエゼクティーボ(定食)があり、水曜日と土曜日にはフェイジョアーダ食べ放題が供される。ボトルキープ制度もあるから夜に通うのも良い。試食会を終えたそばから「次はいつ来ようかな」と思わせるそんなお店だった。

店舗情報
店舗名:Calhandra
営業日:月~土曜日11時から23時、日曜日11時から18時
住所:R. Vieira de Morais, 282 – Campo Belo, São Paulo – SP, 04617-000
電話:11・5542・0899

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