《サンパウロ州》倉庫中二階の床が抜け6人死亡=選挙集会中、候補者2人も負傷

 大サンパウロ市圏イタペセリカ・ダ・セーラで20日、コンテナ企業のマルチ・コンテナ社(大型倉庫)の中二階の床が抜け、そこで政治集会を行っていた同企業の従業員らが瓦礫の下敷きとなり9人が死亡、31人が重軽傷を負った。その中には10月の選挙の候補者も含まれていた。21日付現地紙が報じている。
 事故現場となったのは、サンパウロ市に南西部で接するイタペセリカ・ダ・セーラのフェレイラ・ゲデス州道の付近の同社大型倉庫で起こった。20日の午前に梁が倒れ、メザニーノ(中二階)の床が抜けた。
 このとき、64人が集まり政治集会を行っており、瓦礫の下敷きとなった。午前9時頃までにイタペセリカ・ダ・セーラと近隣のタボアン・ダ・セーラから現場に15台以上の救急車が派遣されたが、9人の死亡と31人の負傷が確認された。
 負傷者の中には、10月の選挙でサンパウロ州議選に出馬しているジョネス・ドニゼッテ氏(連帯・SD)と下議選出馬のエリー・サントス氏(共和者・RP)も含まれていた。消防隊の話によると、この2人の候補者ならびに4人の側近は無事に救出され、命に別状はないという。
 イタペセリカ・ダ・セーラ市によるとマルチ・コンテナ社はサンパウロ州環境公社(Cetesp)の管轄となるが、問題となったコンテナはCetespの基準を満たしていなかったという。また建築許可を受けている初期図面には、中二階は書かれておらず、違法建築だったと報じられている。

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