《リオ州》連邦道路警察が大麻を押収=木材搭載のトラックから6トン

連邦道路警察(PRF)が8月30日夜、リオ州南部のワシントン・ルイス道22キロ地点で大麻6トンを押収したと8月31日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
大麻が押収されたのはリオ州南部のトレース・リオス市で、木材搭載のトラックの荷台を調べたところ、木材で覆い隠すようにして並べた大量の大麻の包が見つかった。
PRFによると、このトラックはマット・グロッソ州からリオ市南部にあるマレー複合ファヴェーラ(スラム街)に向かっていたという。また、トラックの走行起点はマット・グロッソ州だが、大麻が積み込まれたのは、その隣のマット・グロッソ・ド・スル州だったという。
また、押収された大麻は末端価格で1200~1300万レアルに上ると見られ、麻薬密売者達にとっては大打撃となると見られている。
PRFによると、今回の捜査では、トラックと共に移動していた犯罪者も含め、7人の容疑者が逮捕され、乗用車4台も取り押さえられたという。
逮捕された容疑者や車両は8月31日にリオ州の連邦警察に移された。容疑者達は、麻薬密売と犯罪組織形成で5~15年の刑に服す事になる見込みだ。