アルジャー花祭り20日から=「七夕」悲恋物語を花で表現

2019年の展示の様子。毎回手の込んだ展示が楽しめる
2019年の展示の様子。毎回手の込んだ展示が楽しめる

 汎ズットラ花卉生産者協会(ALFORD、ジューリオ・タイカン会長)は「第29回アルジャー花祭り」を20、21、27、28、9月3、4日の6日間、サンパウロ州アルジャー市のアフロード展示会場(Av. PL do Brasil, km 4,5, Fazenda Velha)で開催する。時間は午前8時半~午後6時まで。
 同花祭りには毎年約4万人が訪れる。この2年間は開催できなかったので、3年ぶりの開催となる。
 今年のテーマは「七夕」。特別展示場には織姫と彦星の悲恋の物語を花で表現した作品が展示される。会場は2千平米の広さがあり、60数人の生産者の花で埋め尽くす。関係者によれば3カ月がかりで準備したという。
 直売会場では、胡蝶蘭、シンビジューム、デンドロビウム等の蘭や、ベゴニア、紫陽花、シクラメンなど様々な花卉類や園芸用品が販売される。今年はシンビジュームの新種「ブラック・シャワー(Black Shower)」などの発売が目玉となっている。20以上の日本食等の売店に加え、舞台では日系歌手や踊りや太鼓などのショーも披露される。
 入場料は40レアル、8歳以下は無料、60歳以上と学生は半額。駐車場は25レ。
 チケット購入はサイト(https://www.sympla.com.br/evento/29-expo-aflord-2022-aruja/1565258)から。イベントの詳細はサイト(www.aflord.com.br)を参照。問合せは、同会(電話:11・4655・3006/4227)まで。

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