「天国の先生へ、奮って投句を」 第44回念腹忌誌上全伯俳句大会

投句の呼びかけに来た吉田しのぶさんと鈴木文子さん
投句の呼びかけに来た吉田しのぶさんと鈴木文子さん

 木陰・みちのく句会(吉田しのぶ代表)主催、朝蔭発行所(佐藤寿和(すわ)代表)後援、佐藤寿和選による「第44回念腹忌誌上全伯大会」開催にあたり、吉田代表と鈴木文子さんが投句呼びかけに編集部を訪れた。
 念腹忌はコロニア俳人佐藤念腹氏の弟子たちが集い、故人を偲びながら句を作る大会だが、会員以外からの投句も歓迎している。「1人でも多くの人に投句頂ければ幸いです」と鈴木さんは呼びかけた。日本国内からも伝統ある俳句結社「九年母」(くねんぼ)会会員から、30~40作品もの投句があるという。
 吉田さんは「今年は恩師念腹先生没後、44回目のご命日を迎えます。例年ですと亡き念腹先生を偲びながらの大会となるのですが、コロナ禍により会場での大会は今年も中止となりました。代わって昨年同様、朝蔭誌上での兼題投句のみの大会となります。天国の念腹先生に届きますよう、奮ってご投句くださいます様お願い申し上げます」と語った。
 兼題は念腹忌(ブラジル歳時記419頁)、牛童子忌、潔子忌(ブラジル歳時記420頁)。麗か、うらら(ブラジル歳時記305頁)、春燈(ブラジル歳時記413頁)、芥子菜(ブラジル歳時記334頁)(通じて五句投句)。
 締切りは9月30日で投句必着。投句料なし。投句宛先(SUWA SATO Caixa Postal ,13.092 Cep : 02313-970,São Paulo)

投句用紙
投句用紙

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