おしゃべりパパガイオ

 サンパウロ市セントロの3月25日街地区で10日夜に発生した火災の消火作業には、予想以上の時間がかかり、13日になって「ほぼ鎮火」と宣言された。だが火種が残っていたらしく、14日朝また火の手があがったと消防が発表した。午前8時10分の情報で、消防隊が消火作業に駆り出されたという。今回の火災では既に9軒の建物に被害が出ており、10階建てのビルの所有者は取り壊しにも同意した後も、隣接する建物が崩壊しないかという懸念などが残っている。日頃は人通りが絶えないセントロでの火災だけに、予想以上にくすぶり、長引く火災や取り壊し作業が種々の活動に悪影響を与えないことを願うばかりだ。
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 13日のサッカーのブラジル杯。フラメンゴは、ウルグアイ代表選手のアラスカエタの2点ゴールで2―0とし、アトレチコ・ミネイロに快勝。3週間前の前戦では1―2で敗れていたが、これで逆転して準々決勝に進出。コリンチャンスは0―1でサントスに敗れたが、前戦の4―0での圧勝が効き、ベスト8に。試合終了直後には、暴徒と化したサントス・ファンが乱入し、コリンチャンスのキーパー、カシオに襲いかかる一幕も。
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 12日から13日にかけて急な冷え込みに襲われたサンパウロ州。だが、これは一時的で、暖かい日が戻ってくるという。14日は最高気温が26度まで上り、明日16日は28度に達するとか。その後は最高気温23〜26度で晴れの日が続きそう。雨が遠のき、乾燥対策が必要だ。

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