《ブラジル》コリンチャンスがPKでボカに競り勝つ=キーパーのカシオに新たな伝説

勝利を土産にブラジルに戻るコリンチャンス選手たち、右手前がカシオ(同チーム公式ツイッター)

 5日のサッカーのリベルタドーレス杯。コリンチャンスは敵地ブエノスアイレスでのボカ・ジュニオルズ戦が2試合連続の0―0で終わり、PK戦に。そこでもなかなか決まらず、両軍8人ずつ蹴って6―5で勝利した。
 「ゴールキーパーのカシオにまた一つ伝説が加わった」とファンが喜び泣きをする中、準々決勝に進出した。彼は同チームが2012年のトヨタカップでクラブ世界一となった時の正キーパーだ。

2018年、ブラジル代表時のカシオ選手(Светлана Бекетова, via Wikimedia Commons)

 ただし、サッカー解説者からは「90分内では、ボカに攻撃されっぱなしで、相手ゴールに迫るシーンすらなかった。攻撃力に劣る現状を冷静に分析して守備に徹し、❝カシオの奇跡❞にかけた戦略は認めるし、通常のものだ。だが、果たしてそれが、今後も通用するものだろうか」との辛口コメントも聞かれた。
 とはいえ、コリンチャンスは故障者続出で、ほぼ控え選手で勝利を勝ち取ったことも事実だ。

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