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《ブラジル》5G通信が6日から開始=首都ブラジリアを皮切りに

ブラジリア(Wilson Dias/Agencia Brasil)

 6日から、ブラジルでは初のインターネットの5G(第5世代移動通信システム)が首都ブラジリア連邦直轄区を皮切りに導入が開始される。5日付現地紙、サイトが報じている。
 5Gは先進国の間では既に一般化しつつあり、ブラジルでは一般的な4Gと比較して約10倍速い。自動車での通信状況が飛躍的に良くなるなどの特徴があることから、かねてから注目されていた。それは連邦政府も同様で、昨年11月に実施された入札も、政府が数年前から高い優先順位を置いて来た入札事業として知られていた。
 ブラジル最初の5Gの導入地として選ばれたのはブラジリアだ。国家電気通信庁(Anatel)によると、通信はクラーロ、TIM、Vivoの国内3大大手が対応し、連邦直轄区内に100の通信ステーションを設置。これにより首都の約80%の地域を網羅できているという。
 だが、携帯電話が受信するには機器の対応レベルが問われ、アップル社やサムスン社、モトローラ社といった国際的大手の最新型の機種、種類にして67の型の携帯電話しか対応できないという。また4G対応の機種やコンピューターへのアップデートもできない。だが、5Gを使うための追加の通信費などは発生しない。
 Anatelは既に次の5G導入都市を明らかにしており、サンパウロ市、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ、パライバ州ジョアン・ペッソアで5Gサービスがはじまる予定だ。だが現時点では、いつからはじまるかは明らかにされていない。
 Anatelは当初、7月31日までにすべての州都で5Gを導入する計画でいたが、現在は9月29日までに延長されている。
 5G通信のために使われる周波数(3・5ギガヘルツ)は、現在もCバンド技術で運用する衛星放送受信アンテナ会社に占有されており、移行手続きが遅れている。

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