グァタパラ=入植60周年祭7月9日に=慰霊祭、盆踊り、名物蓮根販売も

グァタパラ移住地「拓魂碑」の様子(提供写真)
グァタパラ移住地「拓魂碑」の様子(提供写真)

 グァタパラ農事文化体育協会(茂木常男会長)は7月9~10日、同移住地内の中央公民館(Avenida 12 de Janeiro, 377 Mombuca, Guatapará/SP)にて「グァタパラ移住地入植60周年祭」を開催する。グァタパラ市後援。
 9日午前10時に慰霊式、11時に開会式、10日の19時に盆踊りを行う予定。会場では、農産展や手芸品展、記念演芸会、日本食・農産物販売会が催される。グァタパラ市は低湿地の広がる地域で、質の良い蓮根の名産地として知られ、販売会でも人気商品となっている。
 茂木会長は「幾多の困難を経ながら入植60周年を迎え、村民一同力を結集して記念行事を開催することとなりました。この間、多くの皆さまより賜りましたご支援に対し、移住者一同深甚なる感謝の意を表します。今年も又、心新たに日系移住地として日本文化を当移住地の後継者はもとより、近隣都市に発信していきたいと思います」と述べ、入植祭への来場を呼び掛けた。
 詳細の問い合わせは同協会(電話:16・3973・0088/受付時間:月~金曜日、午前7時から12時)まで。

以前に実施した農産展の様子(提供写真)
以前に実施した農産展の様子(提供写真)

式典参加バスツアー実施=グローバル・ツーリズモ

 日系旅行会社「グローバル・ツーリズモ」は、グァタパラ移住地入植60周年記祭に参加する1泊2日のバスツアーを7月8、9日に実施する。
 日程は、8日午前7時半にサンパウロ市地下鉄リベルダーデ駅出口前(リベルダーデ大通り側)を出発し、装飾用セラミックの街として知られるポルト・フェレイラを経由して、リベイロン・プレットで宿泊。翌9日午前8時半に同地を出発し、午前10時からのグァタパラ移住地慰霊祭と記念式典に参加。午後3時半に移住地を発ち、午後8時半サンパウロ市リベルダーデ駅に到着予定。
 参加料は一人420レアル(2人部屋か3人部屋)。1人部屋希望者は65レアルの追加料金が必要。詳細についての問い合わせは、グローバル・ツーリズモ(電話:11・3271・3189/Eメール:atendimento@serviceglobal.com.br)まで。

 

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