おしゃべりパパガイオ

 24日のリオ市ヴィラ・クルゼイロでの警察による銃撃事件は、奇しくも同日に米国テキサス州の小学校で起き、世界的に報じられた20人以上が死亡した襲撃事件とイメージが重なり、重い空気とともに伝えられた。無差別テロ殺人と警察による粛清疑惑では内容が違うが、「銃」「暴力」が与えるマイナスのイメージがどうしても人々の脳裏に結びついてしまう。捜査を褒め称えたボルソナロ大統領は米国のような銃社会を好み、銃規制緩和を唱えているが、テキサスでの事件は銃所持許可を18歳まで広げたことで起きたものだ。こうしたことをどう考えるのか。
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 地理統計院(IBGE)が25日に発表した最新調査によると、ブラジルに異性愛者でない人たちが1・8%、数にして290万人いることがわかったという。その中の約3分の2にあたる人たちは同性愛者で、残り3分の1ほどは両性愛者だという。他国との比較でいうと、3%近いカナダや米国などよりは少なめだ。また、30歳以下の人や裕福な地域であるほど数が多いという。まだ自覚していない人もいるかも。
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 24日のサッカーのリベルタドーレス杯。グループリーグC組のブラガンチーノはウルグアイでのナシオナル戦に0―3で完敗。試合前までは2位だったが、これで最下位に転落し、決勝トーナメント進出を逃した。ブラジル勢で決勝T進出をすでに決めているのは、パルメイラス、フラメンゴ、アトレチコ・ミネイロの3チームだ。

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