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UCES=故山村会長後任に古川氏=聖南西文化体育連盟が臨時総会=天野氏、基金目標額引き上げ提案

UCES会長に就任した古川シルビオ会長
UCES会長に就任した古川シルビオ会長

 聖南西文化体育連盟(UCES)が15日、サンパウロ州イビウーナ市のイビウーナ文化体育協会会館で臨時総会を開き、各文協・部会代表43人が出席した。新型コロナウイルスにより3月6日に亡くなった山村敏明会長(享年80歳、満州生まれ)の後任選出を行い、第一副会長の古川シルビオ氏(59歳、2世、ヴァルジェン・グランデ・パウリスタ文化体育協会会長)を会長に選任した。そのほか、投資家の天野鉄人氏からサンパウロ南西250万レアル基金の増資提案が行われた。
 臨時総会は午前9時に開会し、会冒頭で山村会長に1分間の黙祷が捧げられた。山村会長の後任選出では、定款に従って、第一副会長の古川氏が推薦され、満場一致で承認された。会長以下理事会の選出も行われ承認された。
 古川会長は「12年間にわたって会長を務めた山村会長の遺志を引き継いでUCESを運営していきたい。ただ、山村会長は家業を子息に譲った後だったので、UCES会長職に専念できたが、私は現役なので、3人の副会長をはじめとする会員らの協力が必要だ」と述べた。

イビウーナ文化体育協会会館で開かれたUCES臨時総会の様子
イビウーナ文化体育協会会館で開かれたUCES臨時総会の様子

天野氏、サンパウロ南西基金増資を提案

 聖南西基金の最大出資者である天野鉄人さんから、13日の時点での基金総額が231万6309・45レアルとなり、およそあと2年で山村会長が公約した250万レ基金の達成ができる見通しとなったことが報告された。続けて天野氏は「3年後の日伯修好通商航海条約締結130周年を一つの節目とし、今後は私から毎年1万5千レアル、4年後からは2万レアル出資しますので、基金の目標額を500万レアルにまで引き上げましょう」との提案がなされた。
 天野氏の提案に対し、古川会長は「会員らはコロナ禍が過ぎ去り、基金を使って活動を開始したがっている。天野さんのせっかくの申し出なので、6月の理事会で検討し、来年1月の定期総会で正式に決めることになる」と語った。

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