世界一の大富豪イーロン・マスク氏が２０日にサンパウロ市を訪問後、州ポルト・フェリース市で開催されたイベントでボルソナロ大統領と会談を行った。
世界一の富豪のブラジル訪問は、スペースＸ社が所有する衛星ネットワーク「スターリンク」に関わるプロジェクトの立ち上げの一環。アマゾン地方のような遠隔地での高速インターネット接続を約束するものだ。
マスク氏はツイッターへの投稿で、このプロジェクトが同地方の１万９千校の学校をつなぎ、アマゾンを監視すると述べたが、これをどのように行うかについては説明しなかったと報じられている。
マスク氏はＳＮＳサービスの「ツイッター」の次期経営者になる予定だが、同氏は道徳上の問題も例外とはしない完全なる「言論の自由」支持者で、米国のトランプ前大統領の支持者でもある。
そのため、ツイッターを含め、これまで何度もＳＮＳ上で発言削除処分を受けているボルソナロ氏とその支持者から期待をかけられている。
ツイッターの運営に関しては各国の言論に関する法律上の問題もあり、何とも言えない状況だ。果たして、この会談がボルソナロ氏にとって有利なものとなるか。
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