JICA=青年海外協力隊員を再派遣=櫻田さん、多賀さん着任

派遣着任式に参加したJICA関係者と派遣先団体関係者
派遣着任式に参加したJICA関係者と派遣先団体関係者。前列左から江口所長、多賀さん、櫻田さん、川村次長

 国際協力機構(JICA)ブラジル事務所(江口雅之所長)は4日、サンパウロ市の同事務所会議室にて青年海外協力隊員の再派遣着任式を行った。再派遣されたのは、日本語教育指導の櫻田麻友さん(大阪府、34歳)、ソフトボール指導の多賀楓さん(岐阜県、25歳)の2人。櫻田さんらは2020年3月頃、ブラジルでの新型コロナウイルスの流行のため、日本への帰国を余儀なくされていた。着任式には派遣先団体関係者ら5人が参加した。
 日本語教育指導の櫻田さんは、サンパウロ州ジャカレイ市にあるジャカレイ日本語学校へ2年間再派遣される。「2年間離れていた子供たちとまた会えるのが楽しみです。日本文化を学びたい気持ちを持っていてくれる子供たちがいることがとてもうれしく、新しい子供たちとも仲良くなりたいです」と思いを語った。
 ジャカレイ日本語学校の日本語教師、木下佳代さん(愛知県、55歳)は「言語は生きているので常に新しくなっていきます。日本から先生が来てくれることで、生徒たちに生きた日本語を教えることができ、とても助かります。生徒たちも新鮮な日本語に触れられ、とても喜んでいます」と語った。
 ソフトボール指導の多賀さんは、サンパウロ州アルジャー市のニッポンカントリークラブへ、6カ月間再派遣される。「ブラジルの人達はとても会話好きで、まだ言っていることのすべては理解できないんですけど、気軽に話をかけてくれることがとても嬉しいです。短い期間ですが、日本で学んだ知識を活してソフトボールの技術を教えたいです」と意気込みを語った。
 同クラブのイヴァニア・アマラルさんは「多賀さんはこれまでも、それぞれの子供たちに合った、体に負担をかけない効率的なトレーニング法を教えてくれ、子供たちからの信頼も厚いです。皆、彼女が戻ってきたことを喜んでいます」と再派遣を喜んだ。

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