《ブラジル》保健省のシステムが再停止=サイトへの不正アクセスで

コネクテSUSにアクセスする画面(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 保健省が17日、16日にコネクテSUSなどの公式サイトに不正なアクセスがあり、複数のサイト(プラットフォーム)を修復する必要が生じ、アクセスが停止されたと発表したと17日付現地サイトが報じた。
 不正アクセスが起きて緊急メインテナンスが必要となったのは、コネクテSUSとe―SUSノティフィカ、SI―PNIの各サイトだ。コネクテSUSには新型コロナワクチンの接種も含む個人情報や医療履歴などが登録されており、デジタル版の接種証明発行などにも使われている。
 不正アクセスが起きたのは16日で、メインテナンス中は一時的にアクセス不能となったが、17日午後4時には通常にアクセスできるようになるはずだという。
 保健省のサイトは昨年の12月10日にもハッカー攻撃を受けてシステムが不安定になり、完全に機能するまでに2カ月近くかかったサイトもあった。

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