《リオ市》マック店員の両足が不自由に?=クーポン券使えず激怒した消防士に撃たれ=先月は偽札使おうとした客から脅迫

マック店員の事件を伝えるフェイスブック

 【既報関連】9日未明にリオ市西部のマクドナルドで、ドライブスルーで注文を終えた男性が割引クーポンを出し、店員から「最初に出してもらわないと使えない」と言われて激怒し、店員に発砲する事件が起きた。店員は命には別状がないといわれていたが、背骨に損傷を負い、両足が不自由になる可能性があると16日付G1サイトなどが報じた。
 規定通りの対応を行って銃撃されたマテウス・ドミンゲス・カルヴァーリョさん(21)は今もまだ入院中だが、16日に病院内で警察からの事情聴取に初めて応じた。
 同氏は約50分間の供述の中で、「後から出されてもクーポンは使えない」と言ったら容疑者が激怒し、大声を上げながら車から降りてきた事や、パウロ・セーザル・アルブケルケ容疑者から暴行と銃撃を受けた事などを語った。同容疑者は消防士で、銃の携行が認められているが、事件当時は私服だった。
 暴行は、車から降りて注文窓口に立ったアルブケルケ容疑者が、窓口に設けられた防護用のアクリル板を壊して平手打ちを食らわせたもの。マテウスさんが反射的に殴り返したため、さらに激怒した容疑者が銃を手に店内に侵入した。
 同容疑者は、彼を追うようにして店内に入ってきた友人とその妻の目の前でマテウスさんに詰め寄ると、友人や周囲の人の制止を無視して発砲。その後は救助もせず、何事もなかったかのように店外に出て車に乗り込むと、友人夫婦と共に立ち去った。

事件が起きたタクアラのマクドナルド(9日付G1サイトの記事の一部)

 アルブケルケ容疑者は警察で、(発砲は)「アクシデント」と釈明したが、目の前で一部始終を見ていた友人は「事故ではない」と証言していた。
 この事は、マテウスさんも事情聴取の中で明言。マテウスさんの腹部には至近距離から撃たれた事を示す火傷の痕が残っており、同件の捜査を担当しているアンジェロ・ラジェ警部も、「至近距離からの意図的なもの」と断言した。
 同警部はまた、マテウスさんは銃弾を浴びた際、背骨にも損傷を負っており、両足の動きに問題が生じていると語っている。
 たった1枚のクーポン券のために、言われもない暴行や発砲を受けたマテウスさんの補償問題はこれからの課題だが、マテウスさんは先月も偽の200レアルを使おうとした客から脅迫を受けた事があったという。

 

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