《リオ》大人気ユーチューバー市議が未成年淫交で家宅捜査=罷免は避けられない状況に

約700万人のフォロアーがいるモンテイロ市議のフェイスブック

 側近への性的嫌がらせなどで罷免の危機にあるリオのユーチューバー市議ガブリエル・モンテイロ氏に対し、7日、家宅捜査が行われた。未成年への性行為の容疑が持たれたためだ。7日付現地サイトが報じている。
 モンテイロ氏は元軍警の保守系ユーチューバーで、ユーチューブの600万人をはじめ、SNS全体で1千万人超のフォロワーを抱えている。同氏は2020年のリオ市議選で3番目の得票数で当選していた。
 だが、職員に対する性的な嫌がらせが告発され、市議会で罷免審議にかけられる可能性が高まっている。被害を訴えたのは女性職員のみならず、男性職員も含まれていた。5日の市議会では倫理委員会が満場一致で罷免請求を出すことを決めている。
 それに加え、ネット上で同氏が15歳の少女に性行為を行っていたビデオが流出。市警が捜査に乗り出すことになった。モンテイロ氏は警察に出頭し、この行為が双方の合意によるものだったと主張している。
 市議たちは、モンテイロ氏に関して「辞職しない限り、罷免を免れるのは無理」との見解を持っている。
 同氏の騒動に関する報道は3月末に始まったが、このようなスキャンダルにもかかわらず、モンテイロ氏のフォロワーは増加傾向にあるという。但し、ユーチューブではスポンサーを失っている。

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